前職では、全国規模の大手パチンコ企業で働いていました。
その会社では、異動は地区内の店舗間のみというルールがあり、
自分の希望する店に異動できる可能性は低かったんです。
その後、同一賃金同一労働の法律が施行されると、
自分で働く場所を選べるようになったのですが、
介護や子育て中の人の希望が優先され、
結局、私の希望する札幌勤務は実現しませんでした。
また、上の役職が詰まっている状態で、
昇進がなかなかできない状態も続いていました。
そんな時に、新型コロナ感染症が発生。
30代の終わりも見えてきたこともあり、転職を考えるように。
せっかく転職するなら、パチンコ発祥の愛知に行こうと。
愛知のパチンコ業界は独自の発展の仕方をしており、
遊技人口が多いという点にも興味がありました。

アシスタントマネジャーの仕事のベースは、
店長の方針をどう実行していくかになります。
例えば海物語という機種に力を入れたいとなれば、
その方針に対してどう販促すべきかを考えます。
他には、営業数値の把握、店舗運営の基礎作りなど。
当社ではお店によって運営や機械が異なるため、
店舗ごとに独自の仕組みづくりがなされています。
昨年11月の法改正ではスマスロと呼ばれる、
新しい種類の遊技台が市場に出回ってきました。
こういった新商品の売り出し方法や店内POPなど、
新たに準備していく必要がある事項にも対応していきます。
ホールに出るとホールリーダーとしての役割に変わります。
全体の清掃、空き台の整理、スタッフの休憩管理や、
お客様対応を通じた効果や改善点の把握も大切な仕事です。

パチンコ業は、監督省庁の管理下で多くの制約を受けていてます。
法改正で規制も年々厳しくなっている中で、
新しいものを見出すことは簡単ではありません。
だからこそ、逆にそこが面白くもあり、やりがいでもあると思います。
いろんなものに縛り続けられる状況では諦める人も多いのですが、
その規制にどう対処していくかという点は仕事の醍醐味です。
その難題に対しては、前職のパチンコ店の経験が活きています。
大手企業は洗練されたマニュアルやシステムが整っているため、
そこから良かった点を活用しながら、
新たな施策や改善策を実行に移していける点もやりがいです。
また、毎日来店されるお客様は必ずいらっしゃいます。
そのようなお客様とのつながりやふれあいも楽しみのひとつです。
パチンコ好き、スロット好きを公言する人はあまりいない中で、
遊技が好きだという方とのふれあいは会話も弾みますね。

仕事の自由度がかなり高い職場だと思います。
自分で考えて改善できるチャンスに溢れています。
特にパチンコ業界の経験がある人は、
その経験や知識をふんだんに活かせる職場です。
常に「このままで良いのか？」と思って仕事に取り組み、
実際に改善提案もどんどん実現しています。
そういった行動力や実績はきちんと評価してくれます。
事実、私の場合も仕事ぶりを評価いただき、
入社後１年でアシスタントマネジャーに昇進。
福利厚生も必要なものは揃っていますし、
将来の不安を抱えずに、安心してチャレンジできる環境です。
だからこそ、今後はより会社に貢献したいと思っています。
目標は現店舗の売上アップと人材育成で成果を出して、
いずれはイクサムの新店を立ち上げ、店長を任されたい。
一緒にその夢を叶えてくれるスタッフを育てたい。
そんな夢を持てる環境がある会社だと感じています。

今の職場は自分でやりたいことができるのか？自分の成長が期待できる場所か？
そんな観点で転職先を選ぶこともひとつの考え方だと思います。
給料や福利厚生がすべてではありません。
仕事に何を求めているかによるのではないでしょうか。
私も面接を数社受けましたが、正直、イクサムが一番改善すべき点が多いように感じました。
ただし、それは正直に現状のすべてを打ち明けてくれたからです。
この職場には、変えていける楽しさが間違いなくあります。
どんな大きな会社でも、最初は小さく未成熟な会社だったはず。
瞬間的な年収や待遇で転職先を選ぶのではなく、
自分で変えていける場所を選ぶことで、その先はまったく違う人生になる可能性を秘めています。
私の場合、5年先、10年先の自分のあるべき姿を考えました。
一時的に年収は下がりましたが、入社後１年で役職に就けて、年収も前職並に追いつきました。
安定よりも自分で何かを作り上げていきたい、
チャレンジしてみたいという人には向いている会社だと思います。